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ステンドグラス制作体験記 -by MINT-


  まぼろしの・・・試作第1号 Date: 2002-06-20 (Thu) 
意外な落とし穴が・・・。 第1回試作品はボツに......
                                     
「コーヒーセット」の1アイテムとして試作した小物(お菓子)入れ
他にクリープ入れ、スティックシュガー入れ、ミニトレーを3ヶ月でシリーズ作ってみようというプランだったのですが。。。


1.初回のテーマが決定♪ いよいよ試作スタート

実際に各回のテーマ、題材を決め、試作していくことになりました。
楽しく作れてかつ実用的なもの、ということで、最初はキッチン小物として、コーヒーセットを作ってみることにしました。

ステンドグラスはいくつものガラスのパーツを「はんだ」でつなぎあわせていきますので、製図がとっても重要です。

まずは、工作用の方眼紙で図案を作って組み立てます。
ここでしっかりバランスをとらないと後で大変なことに・・・。

OKになればガラスをカットして制作が始まります。
ガラスの組み合わせを考えるのも、なかなか大変です。。。

色パターンは後から増やすことにして、まずはグリーン系で
ガラスを選びました。

今回は、小物入れに挑戦することにして、パターンに合わせ
てガラスをカット。ルータをかけて縁をなめらかにします。



小物入れの本体部分のガラスです。
光が当たって、中が透ける感じを出したくて、さわやかな色
で組み合わせてみました。



ステンドグラスの製作に欠かせない資材たちです。
向かって左上から はんだごて、コパテープ、
フラックス、筆、はんだ 他にはさみや軍手を使います。

はんだは今回はキッチン用ということで、有害な鉛を含まない
スズ100%のものを使いました。これが結局ボツの大きな原因に。。。

ガラス同士だとはんだづけができないため、各パーツのガラスに、
コパテープ(銅)を巻いていきます。
巻いたら、はがれないよう、しっかりこすって押さえます。

下のまだコパテープをはっていない方は、小物入れのふたの部分。


まったくの初めてなのに、いきなり立体なので、かなり苦戦しました(^^ゞ
コパテープではった、各パーツをデザインどおりに合わせて、仮止め後
はんだづけしていくのですが、はんだを塗る部分が平面になっていない
と、はんだが下へ流れていってしまうので、表面がもこもこになって大変。

写真にはありませんが、空き箱に新聞などを入れて、各、はんだづけ部分
を平らにしてから接着しました。(う〜立体はかなり難しい(;^_^A)

続いて、小物入れの本体部分も仮止めしました。
手作りの味が出る〜、ということで多少いびつでもいいのですが、
立体の組み立てには、ホント苦戦します。。。




かなり、MILLEさんに手を加えていただいて、ようやく完成!

しかしMINTの心の中はこのとき、あまりのステンドグラスの難しさに挫折
したい気分なのでした・・・(笑)



他の小物たちも、ガラスをカットしてセロテープで仮止めしてみました。

清楚、かわいい、さわやか、という感じのコンセプトにはピッタリかな、と
思いつつ、色々な課題に直面して、結局は断念にいたるのでした(T.T)





2.すず100%のはんだ の使い勝手により・・・断念(-_-;)

 私にとってはステンドグラス制作の全てが初めてのことでしたので、ステンドの世界の広さに驚
きつつ、正直、このあと続けていけるのだろうか・・・ 私ってもしかして不器用なのかも、などと密
かに思っていました。

 ところが、その後MILLEさんも同じ作品を試作してみて、すず100%のはんだの扱いにくさに直
面したとのこと。

 気軽に始める初心者向けキットとしては、難しすぎるのでは、ということになり、とりあえずコーヒ
ーセットその他の、キッチン小物は断念することになりました。

 いやあ、MILLEさんからこの「扱いにくさ」についてのお話を聞いたときは、「そうか、私だけの感
想ではなかったか」とかなりほっとしました(^^ゞ

 立体物の難しさも目の当たりにしましたし、、、これで、初心者向けキットの開発として、全くの
初心者の私が協力する意味合いが少しはあったかなあ、と 思いました(*^-^*)


しかし、ここでキット計画は振り出しに戻ってしまいました。
さてさて、どんなものにするか、またMILLEさんと私の思案がスタートすることとなったのでした。。。

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